皆さん、こんにちは。「塩を売って緑を買う男」バンベンの坂本です。
僕は今、内モンゴル・オルドスと佐賀県小城市を舞台に「環境と経済の好循環モデル」の確立に向けて活動中です。活動内容は次の通りです。
*ネットショップ・ブログ・SNS・動画等リンク集は下のほうにあります。
◎ Episode1:オルドスの風(1991年~)
私は1991年から3年間、青年海外協力隊隊員として中国内モンゴルのオルドスモンゴル族高校で日本語を教えました。
内モンゴルというと大草原というイメージがありますが、ここオルドスは過放牧などによって砂漠化が進んでいました。オルドスは砂漠化の最前線であり黄砂の発生源でもありました。
「第二のふるさとを何とか元の緑に戻したい!」「・・・そうだ内モンゴルの美味しい塩を売って、その資金をオルドスの砂漠緑化につぎ込もう!」そう思いついたのです。
そして2004年10月に「塩を売って緑を買う」バンベンを立ち上げました。
塩の売上の一部を砂漠緑化に投入!緑化面積も徐々に増えていき今までに約700ヘクタール以上の砂漠を緑化することができました。
今後は緑化した土地で有機農業など持続可能な経済と環境の好循環モデルづくりなどに軸足を移しつつあります。
そして30年以上前に日本語を教えていた教え子やその子供たちが現地で緑化活動に積極的に参加してくれるようになり、次世代への引継ぎも少しずつ進んでいます。
2014年に結婚、2015年に子供を授かり、家族にとってもっと身近な日本の里山の問題にも興味が湧いてきました。
耕作放棄地、高齢化、事業継承、獣害・竹害、食品ロス、自然災害などなど・・・。「モンゴルの砂漠化も大変だけど、日本の里山もこのままでは維持できなくなってしまう・・・。」
モンゴルの砂漠化と日本の里山荒廃を同時に解決することを目指して2017年「バンベン一家、田舎に移住計画」を実行に移しました。
移住先は佐賀県小城市。妻は地域おこし協力隊で地域とのつながりを作り、私はバンベン事業の傍ら小城の里山再生に貢献できることを探ました。
そして2019年に「稼げる里山再生」を目的に小城農泊推進協議会(通称:小城ぱくっ!)を立ち上げました!
「里山再生」という付加価値を持った食品(モノ)・体験(コト)を開発し、売上の一部を耕作放棄地や荒地の整備などに投入すれば持続可能な事業になります。
そのモデル事業を石体集落周辺で取り組んでいます。
これからもいろんな人を巻き込みながらオルドスと小城で「環境と経済の好循環モデルづくり」に邁進していきます。バンベンの活動を応援したい方やもっと知りたい方は以下のリンクをポチっと押してください!
【ネットショップ】
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◎小城での里山再生活動について知りたい方:Facebook page(小城ぱくっ!)